スコットランド紀行 第5回


  買い物

 蒸留所には、ショップが付随していて、蒸留所グッズを売っている。見れば買いたくなるのは当然。おまけに夫からは「次に来た時買えばいいと思ったって、結局二度と来ないんだからないいと思ったものは何でも買って来い。」と言われていたので、いいと思ったものは、本当に何でも買った。
  
 お土産はいうに及ばず。「カードゥ」のグラス2個、「グレンファー」のポットスチル形のデキャンターとグラス2個、「グラングラントのガラスのジャグ(水差し)とキャンドルスタンド」、「グレンリベット」で見つけたケルト文様の入ったしんちゅうのジャグ、「マッカラン」のキャップとマフラー、ネクタイ、大小のジャグ。・・・ついでに寒かったので自分用のお揃いの帽子と半コート。そしてダフタウンでウイスキー3本。

 最初は定時に電話して、買い物の報告をしていたが「グレンファーでグラス2個買ったから」と言ったら「なんで六個買わないんだ!」と言い返された。むっとして2日程夫に連絡しなかったが、今思えばどっちもどっち。テンション高かったなあ。


 そしてホテルを引き払いエジンバラに向かう段になって、肝心の事に気づいた。

  荷物が多くて持てないじゃないか!


 そう!ホテルに帰るだけだったので買い物がどれくらいの量になったか分からなかったのだ。


 11日夜の荷物のパッキングは、ガラスものが大半だったので大変だった。そこでタケイさんのアドバイスが。「エジンバラについたらリュック買うといいですよ。」グッドアイデアと思ったが実は、リュックひとつではとても足りなかったのだ。エジンバラで大物をどんと買い込んだのだから。それは何か。

  エジンバラクリスタル。



買ったものは、デキャンター1、ジャグ1、グラス5、リキュールグラス2、ついでに自分用のネックレスと銀製の薊のブローチ。


 おまけに12日夜に催していただいたイアン・マクロード社のテイスティング会で抽選会があり、アイル・オブ・スカイのジャグ(もちろん普通サイズ)を当ててしまった。うれしいがどうやって持って帰ろうかと真剣に悩んだ。


 リュックひとつと小型トランクひとつ購入してなんとか荷物は収めた。持ちきれない程の荷物は作らないように!旅の教訓だ。



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