第30回テイスティング会
ブレンドとその原酒I「マッキンレーとグレンモール&ジュラ」
日時 2009年4月19日(日) 時間 PM8:00〜 会費3000円
場所 スコッチハウス
参加申し込みは電話604−5577またはメールでscotsman@m5.dion.ne.jp
<ウイスキーリスト>
マッキンレー・レガシー12年(70年代発売) 750ml 43%
マッキンレー・スタンダード5年(70年代発売) 760ml 43%
グレンモール15年(GM社80年代発売) 750ml 40%
ジュラ13年(ソサエティ'83蒸留'96ボトリング) 700ml 58.6%
ジュラ・スーパーステション(オフィシャル) 700ml 45%
各15mlの試飲
マッキンレーは優良ハイランド・モルト、グレンモールとアイル・オブ・ジュラを中心にして
ブレンドされたウイスキー。スタンダード品にはこれらのモルトの特徴はさして感じられないが
デラックス品のレガシーのスムーズなコクは、こうしたモルトの影響によるものだろう。
マッキンレーの品質の確かさを物語るエピソードがある。1958年ある南極探検家が
1907年のアーネスト・シャクルトン探検隊のベースキャンプに遭遇し、50年間雪に
埋もれていたキャンプ内におかれていたマッキンレーを発見した。長年月の経過にも
かかわらず品質はなんら異常はなかったのである。マッキンレー家は1907年5月
アーネスト・シャクルトンからの手書きの注文書をその証として大切に保管している。
この話は1976年(昭和51年)食品産業新聞社刊の「新版・世界の銘酒」より引用した。
2009年現在、シャクルトンの注文書はいまだマッキンレー家に眠っているだろうか?
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