グレンギリー
グレンギリー21年。すべて1965年蒸留の度数違い。
左から43%、ダークとライト。50%が2本。最後は57.8%。
後にも先にもこれ以上のオフィシャルは出ていない。1965年がギりーの最高傑作である。
50%、フルストレングス。赤紙を貼っているのがイタリア向け。味はイギリス向けの方が上である。
雑誌「乾杯」によればこのラベルは広告賞を受賞している。
1970年代の8年(左)とノンヴィンテージ(右)。
ノンヴィンテージのタグにシェリフボウモアのシップラベルが宣伝で載っている。
写真右 1980年代モリソンの8年と10年。10年はよく見かけるが8年はレアである。
写真左 1990年代初期12年。ラベルの雰囲気が変わり鹿がシンボルマークになった。
サントリーが昭和42年に出した洋酒マメ天国。編集に関わった開高健はグレンギリーを
こよなく愛したことでも有名である。彼の死後、墓前にはギリーのボトルが供えられた。
写真左 サマローリのお気に入り1966年と1971年。
写真右 ダグラスドラムランリグ1968。ラムカスク36年もの。
写真左 1990年代後期。68年と78年。まだパフューム香は感じられない。
写真右 オフィシャル21年もの。
グレンギりー陶器21年
時代が下がってかつての風味はなくなったが、陶器ボトルの風格はさすがである。
鹿の絵もすばらしい。もはや開けて飲もうとは思わないが。