スコットランド紀行  第2回


 乗り換え。そしてアバディーン。
 ロンドン着 17:15
 ロンドン発 20:05
 アバディーン着 21:30 着後ホテルへ

  いよいよ着陸という時、耳がきーんと痛くなる。これも初体験と思いこらえる。
そのまま飛行機を乗り換えアバディーンへ。

 アバディーンに降り立ち空港内を歩く。夜9時を過ぎていたため、ショップが、すべて閉店していたのが残念だった。歩きながらちらちらと見ているうちに、鹿の模様のタペストリーが飾ってあるウインドウに心惹かれて立ち止まる。
 鹿の剥製の置物もあり、鹿たちと目線があってしまった。思わず写真を撮る。
できれば買って帰りたかった。

 ホテルは「 ヒルトン・アバディーントゥリートップス」。印象深かったのはロビーの調度品が、タータンチェックの柄でまとめられていたこと。布張りの椅子もタータン柄ですごく素敵だった。盛岡では布地を捜すことさえ難しい。
 (スコッチハウスを開店したときカーテンの柄をタータチエックにしたが、2種類のうちからしか選べなかった)
 
 タータンの国なのだから当然なのだが、蒸留所のゲストルームのしつらえも、
レストランの内装も、必ずタータンチエックが使われていた。
 ダフタウンのウイスキーショップに立ち寄った時は、隣にキルト専門店があり
タータンチエックの生地から、アクセサリー、礼装の仕上げである帽子まで置いてあった。エジンバラにもキルトの専門店が何軒もあった。(こういう店は大好きだ) 

 ホテルの部屋割りがあり、私と同室になったのは タケイ E サカエ さんというプロのイラストレーターの方。(お仕事上のお名前。センスいいなあ)
 海外旅行初体験の私は、彼女を見習うところが多かった。この後6泊同じ部屋だったが、とても自然に過ごすことができた。

 そして朝ごはん。当然のようにハギスはあった。タータンチエックと同じでどこへ行ってもハギスは必ずあった。(続く)






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